【ラッカーパテ】 グリモアの合わせ目消し 【シアノン】

ちょっと寄り道して、塗装前提の合わせ目消しの復習をしますね。

先日も書きましたが、今週ちょっと遠出して、塗装について学びに行く予定があります。そこで使う練習用キットの準備なのですが、今日はグリモアの合わせ目を消していきます。

練習なんだから素組みでもよかったんですが、なんか変に勿体ないとか思いまして。最低限合わせ目消しぐらいはやっておこうかなーって。

グリモアの合わせ目消し

合わせ目が目立つのは肩・脚上部・腹。あと写真がないですが、腕と胴、銃ですね。

接着に使ったのはシアノン＋ベビーパウダーです。シアノンは白い瞬着ですが、知らない方は過去記事見てもらえたらと思います。

ベビーパウダーを混ぜて粘度をあげたシアノンを接着部分に厚めに塗ります。そしてパーツを合わせ目ムニュを出します。そして硬化スプレーをひと噴き。


写真見れば分かりますが、盛った接着剤が少なかったのか、ムニュが不十分です。ここは後で修正するので、硬化したらデザインナイフとヤスリで成形します。これで通常なら合わせ目消し完成です。


腕のこのパーツだけは後ハメも難しそうだったので、段落ちモールドにしましたが・・・ラインが細すぎて何も処理してないのと変わりませんね。段落ち処理は、ちょっと大きなラインの方がいいかもしれないです。

ラッカーパテで補修

強度がほしい時は瞬着ではなく流し込み接着剤を使うのですが、その場合ムニュが不十分で完全に合わせ目が消えないことがあります。上記のように瞬着が少なかった場合もそうですね。


気泡埋めの時に経験したのですが、小さな隙間には瞬着では入りにくいようです。そこで最近はラッカーパテを使うようになりました。

使ってるのはフィニッシャーズのラッカーパテです。これ使うと、ラッカーパテの認識が変わりました。緑色なので処理する際に分かりやすく、ヒケも少なく乾燥も早い。以前使ったMr.溶きパテとは全く違う使用感です。あれは使いにくかった・・・

これを綿棒で塗っていきます。塗るというより、擦りつけて隙間に塗りこむ感じです。私の知り合いは指で塗りこんでいましたが、それぐらい小さな穴や隙間には入りにくいってことです。

乾燥時間は溶剤の濃さ、パテの盛り方、温度などで違いますが、今回は余裕を持って2hほど置いてから処理しました。写真じゃ分かりませんが、小さな隙間は消えました。マクロモードにしてるのに、ドアップだとピントが合わない・・・

フィニッシャーズのラッカーパテは、瓶に入ってるそのままの粘度でも使えますし、専用のうすめ液もあります。ですが、自分はツールクリーナーを併用しています。これについての詳しい使い方はまた後日紹介しますね。

今日はここまで。スカート裏や足裏埋めも処理したいのですが、時間的に間に合わないかな。

質問・ツッコミ・アドバイスお待ちしていますm(_ _)m