【シアノン】パテ・接着剤のお話1【コスパ】
今日は手元にある接着剤をレビューしていこうと思います。
こんなん知ってるぜ!って方も多いと思いますが、初心者さんにも見てほしいブログなので。自分が早めに知っておきたかった情報はシェアしたいです。
上画像の左上がシアノンDW(シアノン)、左下がシアノンDC-B(黒シアノン)
右上が黒い瞬間接着剤、その下が瞬間クリアパテR、アクアリンカー、美透明接着剤
順番に使い方とか見ていきます
シアノン
最初は白い瞬間接着剤、シアノンDWです。シアノンには数種類あって、模型に使えるのはシアノンDWなので注意です。中粘度で硬化時間は遅め。元々は大理石などの接着に使うもののようです。このまま普通に使ってもいいのですが、お助けアイテムと併用するやり方を紹介します。
お助けアイテムのベビーパウダーと硬化促進スプレー。前者はシッカロールという表記があれば間違いはないです。200円程度の量で使いきれないぐらい。後者は模型用でもホムセンにあるのでもいいです。結構早く減るので容量の多いのをおすすめします。
で、シアノンの使い方ですが、ベビーパウダーを混ぜて好みの粘度に調整します。混ぜるほど粘度は上がりますが、硬化時間も早くなるので注意。接着剤というよりパテを作る感じです。粉を混ぜてパテを作るのは、他の瞬着でも効果的です。
爪楊枝で粉を掬って混ぜています。そこそこの粘度になったら塗りたい部分に塗って、硬化促進スプレーをひと噴きします。盛りすぎなければ、2分ぐらいで作業しても問題ないぐらいに硬化します。ナイフやペーパーでさくさく削ることができます。
先日の写真ですが、上記の方法で肉抜き穴を埋めた後ペーパーかけして整形してます。硬化後のヒケも気泡もほとんどありません。
SSP瞬間接着パテとの比較
ここまで見ていただいて、クレオスのSSP瞬間接着パテと一緒じゃ?って思った人もいるかもですね。ぶっちゃけ一緒です。成分もほとんど変わりません。SSPに入ってる粉もベビーパウダーと互換性があります。
Mr.SSP (瞬間接着パテ) MJ200 【HTRC 3】
- 出版社/メーカー: GSIクレオス
- 発売日: 2010/07/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
- クリック: 3回
- この商品を含むブログを見る
違うのは手に入りやすさとコストパフォーマンスかなと自分は思ってます。SSPは模型店でよく見かけますが、シアノンはあまり見かけません。大阪のボークスにはあったので、大きなとこにはあるかも。SSPは実質20g、シアノンは20gと50gとありますが、前者と後者の50gはそんなに価格差はありません。
瞬着は鮮度が大事らしいのですが、シアノンを簡易な密封パックに入れて常温で1年以上放置してたのですが、まだ使えてます。劣化すると気泡ができやすくなるって話ですが、元々全くないわけではないので、今のとこ変化を感じてないです。
瞬間接着剤シアノン DW 50g |
この瞬間接着パテはとにかく便利なのですが、それゆえにすぐなくなってしまうので、容量の多いシアノンを紹介させてもらいました。SSPをレジに持っていくのが恥ずかしい人にもオススメ!
シアノンの使い方だけでかなり長くなってしまったので、一度ここで切ります。
次回も残りの接着剤のレビュー予定です。
質問・ツッコミ・アドバイスお待ちしていますm(_ _)m