【コピック】 スミ入れに挑戦2 【エナメル】
前回の続きです。紹介しきれなかったコピックとエナメル塗料について。コピックは簡単フィニッシュ向け、エナメルは塗装派向けです。
前回はクレオスのガンダムマーカー系を紹介しました。
コピック
Tooから販売されてる水性マーカーです。私が簡単フィニッシュの時に主に使用しているのがこいつです。はみ出しは消しゴムでOK。
スミ入れに使えるのが、『コピックモデラースミ入れ用』でペン先が0.02mmで非常に細いです。色はブラックとウォームグレーがありますが、ウォームグレーは色がかなり薄いので、こちらはあまり使っていません。
また、『コピックマルチライナー』というアイテムもあり、こちらはペン先が0.03mm(一部0.05mm)で色も9種類あります。私はブラウンとクールグレーを持っています。全塗装に手を出していなかったら、全色揃えていたかも?
色の種類やペン先の細さなど、とても優秀なのですが、唯一の欠点が手に入りにくさかもしれません。私は近くの模型店で買うことができましたが。通販か、もしかしたら模型店より画材店の方が取り扱ってるかもしれません。
コピックを実践した記事はこちら
タミヤ スミ入れ塗料
エナメル塗料でのスミ入れは、溶剤でかなり薄めてからモールドに流し込み、はみ出しを拭き取るやり方です。この『タミヤ スミ入れ塗料』は、予め使いやすいように薄めてある物です。
色はブラック・ブラウン・ダークブラウン・グレイの4種。蓋には一応筆が付いていますが、面相筆を用意した方が使いやすいです。また、拭き取りにはエナメル溶剤を用意する必要があり、溶剤を染みこませた綿棒等で拭き取ります。
エナメルはプラにダメージを与え、最悪割れてしまうので、素組みには使用しないのが無難です。
エナメル溶剤の選択
ここからは自分でエナメル塗料を薄める人の場合。タミヤのエナメル溶剤はプラへのダメージが強いので、違う溶剤で代用するのが一般的になってます。
私が初めてエナメルでスミ入れした時に使用したのはジッポオイルでした。ハウツー本にオススメとあったのですが、私はオススメできません。ジッポオイルの中でも種類があるようで、使える物と使えない物があります。また、使える方でも揮発が早すぎて作業が終わる前に塗料皿が乾いてしまい非常に使いにくかったです。
私が使ってるのはガイアノーツのエナメル溶剤です。他にもペトロール(これにも可・不可あり)など代用できるものがありますが、ガイアの溶剤があれば他は必要ないと思います。
これなら割れないというわけではなく、ダメージを抑えやすいというだけです。必要以上に流したりはしないでください。それと、ABSパーツは弱いので使わない方が無難です。
長くなりましたが、言いたかったのはコピックオススメと、ハウツー本オススメのジッポオイルは微妙ってとこですね。また説明不足な部分があるかもですが、長くなったのでここまで。
質問・ツッコミ・アドバイスお待ちしていますm(_ _)m